飲む前に知っておけば、効率よく減量!
酵素ドリンク 中級知識
▶▶酵素ドリンクで不調(立ちくらみ・痙攣・動悸・副作用)を感じたら
▶▶多くは好転作用。しかし度合いに応じ、1食しっかり食べるのが大切。
ファスティングには内臓を休ませながら、体内に蓄積された老廃物や毒素を排出する効果があります。いわゆる断食にあたるファスティングですから、お腹もすいてきますし、中には体調を崩す方もいます。
ファスティングで起こる体調不良はめまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気などの症状であり、これは血液が酸性化することで発症します。この血液が酸性化する現象をアシドーシスと呼び、この状態が長く続くと意識不明となる場合もあります。
アシドーシスを防ぐために有効なのが酵素ドリンクです。
酵素ドリンクには最低限必要な栄養素が入っていますから、水で行う断食と違い安全にファスティングができるのです。
酵素ドリンクのファスティングの基本は、酵素ドリンクに書かれている規定量をきちんと飲むこと。これ以上飲んでも問題ありませんが(カロリーオーバーは減量効果に影響します)、それ以下にはしないでください。
からだに異変を感じたら、指定されている量の酵素ドリンクをしっかり飲めているか、必ずチェックしてみてください。
軽度の場合、それはからだの好転反応と言われています。体の中に老廃物や毒素が多く溜まっている人ほど起きやすい傾向にあります。ローカロリーなので飲んでいいとされるお茶やコーヒーにはカフェインを多く含み、デトックスしにくい環境になるので、カフェインの摂取にも気を遣うとベストです。数日で症状は改善していきますから、調子が悪くなったからと酵素ドリンクを飲むのを止めないようにしましょう。
お風呂あがりなど、体制が大きく変化するときに起きやすいので、注意をしてください。
しかし中には(これはちょっと…)と、自身ではっきりと、ヤバイ!!と感じる症状もあります。手が震える痙攣や動悸などです。短期間で大幅な減量が可能なダイエットなどで楽しくなり、体重の5%以上、一気に減量しまったケースなどは要注意です。
こんなときには1食、体重の影響がでにくいタイミング(できれば朝、難しいなら昼のどちらか)でからだに良さそうな食べ物を口にしてください。立ちくらみならばレバーなどの鉄分を、また低血糖の影響もあるので少量の炭水化物も有効です。痙攣にはミネラルを含んだ塩分が必要です。
食事をしてしばらくしてから満腹感を感じるのと同様に、からだも少し時間をかけ馴染んできます。1食から様子を見て、口にする回数を増やし、心の不安を取り除くことが必要です。
一般的に体重の5%程度の減量を行う期間でしたら(詳細はこちら)からだに蓄積された栄養(脂肪)を分解、溶解し、問題は起こりにくいと考えられます。しかし異変が収まらないときはその製品のサポート窓口に相談する、近くのかかりつけに相談するなど、適切な判断を行ってください。